新たな日野市障害者6か年プランへのやまぼうしの提言


ライフ&ワークバランスを重視した

  『共生社会/日野モデル~共に生きるまち日野』の構築

        新たな日野市障害者6ヶ年プランへのやまぼうしの提言  (その1)


   日野市の新障害者6ゕ年プラン(平成30年~35年度)の策定作業が大詰めを迎えています。

 計画素案に盛り込む、新計画の施策の展開図の提案です。来年度から、国は各種共生型事業  の導入を予定していますが、公的責任性が後退し、住民の助け合いだけが「強制」されるのではないかの危惧が高まり、手放しで『共生型事業』に迎合できないとの論議を重ねてきました。

   この間の計画策定委員会で、日野市の目指すべき姿を
 「ともに生きるまち 日野」~一人一人がかけがいのない存在として認め合える地域の実現~」を掲げることとしました。

 これは、明らかに津久井やまゆり園事件を「我がまち」の事として受け止める必要があるとの意見が委員会全体の合意となった結果です。

  次いで、新プランの基本目標は①「共に暮らす」②「安心安全に暮らす」③「生きる力を学ぶ」④「ともに活躍する」⑤「つながり・支える」の5つを基本目標とすることにしました。

 やまぼうしとしては、新たな施設類型としての「共生型事業」づくりではなく、重度障害者を排除して成り立ってきたコミュニテイを如何にして、ソーシャルチェンジするのかを焦点にすえ、新施策の展開プロセスを明示することで、「サービスの継ぎはぎ」にならないようにすることが重要だと考え、施策の展開図の作成にこだわってきました。

 年末・年始になんとか施策の基本目標となるキーワードを絞りこみました。
 縦軸に①切れ目のない支援の継続②多様な働き方と暮らし方の実現③施設づくりから共生の社会づくりを主要課題としています。
 横軸に①児童期 ②成人期 ③高齢期を配置し、ライフステージの変化に対応できる施策の構築を目指していくことしました。

 この展開図は、伊藤私案です。最終的に計画にどう取り入れられるのかは不明です。委員の意見反映は、1月10日締め切り。

 この中で取り上げた キーワードについて、今後 順次 論点を このブログで解析していく予定です。 

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